ピアノの時間が安心な場所に変わる声かけ術!

落ち着かない…そんなときどうする?

 

 

 

 

「なんだか落ち着かないな…」
「ちょっとしたことで怒っちゃう」
そんなお子さんの様子に、戸惑うことはありませんか?

 

 

とくに幼児さんから小学校低学年ぐらいまでのお子さん

気持ちが揺れやすい時期!

 


大人の目には「イライラしている」「集中できていない」と映っても

実はうまく言葉にできない気持ちが心の中にあるのかもしれません

 

 

 

 

そんなとき、子育ての専門家は「○○できたね」と

できていることに目を向けて声をかけてあげるといいと話しています

 

 

できなかったことを責めるのではなく
「うまくいったところ」を見つけて伝えてあげる
たったそれだけで、子どもの心はすっと落ち着いていくことがあるんです

 

 

たとえば…
「ちゃんとレッスン室に入れたね」
「楽譜、自分で開けたね」
「今のドの音、すごくきれいに弾けたよ」

 

 

ほんの小さなことでも、そう声をかけるだけで

表情がやわらかくなったり、ピアノに向かう姿勢が変わったりすることがあります

 

 

 

ある男の子も、レッスンではいつも元気いっぱい

おしゃべりも多くて、なかなか集中できない日もありました


でも、「今の音、よく聴いて弾けたね」と声をかけると

嬉しそうにピアノに向かってくれるように
その笑顔を見るたびに

「大丈夫、きっとこの子なりにがんばってる」と感じるようになりました

 

 

 

 

イライラしているとき、落ち着かないときこそ

「できたね!」が子どもの安心になる

そしてその積み重ねが、やがて「自分は大丈夫」

という自信に変わっていくのかもしれません

 

 

 

 

ピアノのレッスンが、音楽の時間であると同時に

心がホッとできる時間でもあったらいいなと思っています
おうちでもレッスンでも

子どもたちの小さな「できたね」を、これからも一緒に見つけていけたら嬉しいです♡